juncoop5のページ

BBS(クラシック音楽専用)


バッハを中心とするクラシック音楽についてどんどん書き込んでください。
お待ちしています。

目次
過去記事 <<(全1000件)>>

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 09/28 20:50 編集 返信

皆さん、こんばんわ。

秋ですよねぇ・・。夜の涼しいこと。

秋の夜の読書という言葉がありますが、秋の夜はショパンのピアノ曲なんていかがでしょう? リヒテルの平均律もいいかもしれませんね。

ショパン/子守唄変ニ長調

ショパン/夜想曲第20番遺作→TVのCMで小雪が出ている音楽です。

ショパン/前奏曲「雨だれ」

この3曲は私がとても好きなショパンの曲です。

秋の夜はブラームスの交響曲第4番や、ジャズ・ボーカルなんていうのも、いいかもしれません。

というわけで、「アンケート・秋にしっとり聞きたい音楽は?」

なんていかがでしょうか?貴方のお勧めの曲と演奏をどうぞお書きくださいませ。



From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 09/27 22:16 編集 返信

ハマリ・・・

ユリア・ハマリは美人でした!

いつかいただいたビデオ(リヒター/マタイ)は鮮烈でした。

あ、・・・演奏がですよ(^^;)

でもユリアはとても精神性を感じさせる美人で、歌と共に心を惹かれましたね。

ちょっとハマリました。ハハハ・・・(^^;)


>Aキャロリン・サンプソン
 理由は
 A透明感のある美しい声。写真で見る限り顔は・・・。

サンプソンは好きです。とても伸びやかで、新しい才能を感じますね。

顔が・・・と言われますが、見ない方が良いのかなー (^^;)

この間TVで、鈴木さんのバックで新発見の曲を歌ってましたが、曲に気を取られて
顔まで注意して見なかったのは、良かったのか悪かったのか・・・?


From h_ueda_2182 To juncoop5@goo at 2005 09/26 22:42 編集 返信

CTよりもアルト。ソプラノは

みなさん、こんばんわ。
今日はヘレヴェッヘのバッハ・モテット集を買ってきました。
ヘレヴェッヘ好みとしては今まで持っていなかったのは、器楽無しの音楽があまり肌に合わない事と、
既にルネ・ヤーコブス盤をもっており、これがなかなか名演という事でここまできておりました。
買って帰ってきたもののまだ聴いていません(笑)
今、ヘレヴェッヘのBWV123875を聴きながら書いています。

Skunjpさん、相変わらず精力的に活動されていますね。
>2流の人で録音するくらいなら、女性アルトに機会を与えて欲しいです。
全くそのとおりですね。
インゲボルク・ダンツは私も好きです(笑)
アルトで好きになったのはリヒターのユリア・ハマリ以来(古っ!)
最近はアルトよりもメゾソプラノのキルヒシュラーガーやマグダレーナ・コヅェナーの方が
好みでした・・。
しかし、世間ではアンドレアス・ショル等CTの根強い(おば様族?の)ファンもいらっしゃるようですね(笑)

では我々男性族はソプラノのファンクラブでも作りますか(ウソ、ウソ)
因みに私の好みは
@デボラ・ヨーク
Aキャロリン・サンプソン
理由は
@声に艶があり、ビデオを持っているが美人である。
A透明感のある美しい声。写真で見る限り顔は・・・。

juncoopさん、少し砕け過ぎたようです。
全く音楽的論点の無い、駄文ですみません。

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 09/26 11:21 編集 返信

秋はカンタータですね

junさん、皆さん、こんにちは。

この3連休は九州のメサイアキャンプに参加して、朝から晩まで歌っていました。
とても楽しくて、まあ音楽三昧とは言えるのですが、もうトシなのでかなり疲れました。

そういうわけで、今日は自主休業をさせてもらっています。

旅行中は主に、ガーディナーのカンタータを聴いていました。
この人の演奏はとても伸びやかで、音楽的スケールが大きいのが特徴でしょう。
ただ、カウンターテナーに人を得ていなくて、発声が不自然かつ不安定な人を起用して
いるのが玉にキズ・・・

さて、今朝は、コープマンでカンタータNo37を聴きました。

コープマンのカンタータは気軽に聴けるところが好きで、リビングに寝っ転がって鳴らせ
るのが良いです。ただし音楽的には、とてもしっかりしていて素晴らしい。

ところが、これもカウンターテナーが時々耳障りなのです。

どうして古楽の指揮者達はこうもカウンターテナーを珍重するのでしょうか?

2流の人で録音するくらいなら、女性アルトに機会を与えて欲しいです。

たとえばインゲボルク・ダンツとか・・・



> レオンハルト盤もリズムは安定しないがオリジナル楽器の響きの良さが
 でている演奏も良い。
 みなさんの中で、これはと思われる演奏を御存知でしたら紹介ください。

uedaさん、お久しぶりです。

レオンハルト盤は僕も大好きです。
アーノンクールも良いときははまりますが、得てしてケレンが大げさで、僕などはちょっと
いいです、という感じです。

ご指摘のとおしり、レオンハルトの録音の方が少ないですね。
これは逆転して欲しかった・・・

まあでも、これは指揮者のタイプなのでしょうから。
つまり、レオンハルトは熟成したものを出すタイプで、アーノンクールは熟成度より
「着想で勝負」なのでしょう。
から。


>リヒターのテレフケンのは、67番、108番、127番だけ持ってます。140番とか
 クリスマスオラトリオとかもありましたね。他に何番がありましたか?
  しかし現在廃盤なのが惜しまれる。

そうですね。もっとこの時代の演奏を残していて欲しかった。

アルヒーフ初期のリヒターにはこの味が残っていますが・・・

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 09/25 12:49 編集 返信

秋の奈良

皆さん、こんにちは・・。秋らしく急に涼しくなってまいりました。昨日は、秋の奈良へ行きました。といいましても午後から出たので、西の京である、薬師寺と唐招提寺へ行ったのが精一杯。本当は斑鳩の法隆寺や當麻寺へも行きたかったですね。奈良は古代都市だけにやはり魅力満点で、秋は奈良・京都に観光したいものです。奈良は柳生街道、山之辺の道、吉野などまたまだ見るところがありまして、仏教美術や寺院を見たいものです。薬師寺の薬師如来や、唐招提寺の仏像などいいものがありますね。鑑真像は6月だけ公開ですし、唐招提寺の金堂は修復中で残念でした。去年は飛鳥や興福寺へ行きまして、奈良はとても面白いです。

★uedaさん
カンタータ第132番ですか・・さっそく聴いてみます。


この連休中、音楽三昧でしたので、今日の午後からは仕事でもしようかと思ってます。なんせこう休みが続くと仕事がたまる一方ですしね、辛い。


From h_ueda_2182 To juncoop5@goo at 2005 09/24 18:26 編集 返信

BWV132のバイオリン・ソロ

みなさん、こんばんわ。
juncoopさん。京都バッハ・ゾリステン演奏会に行かれましたか。
私はさすがに立て続けては行けなかった事と、チケット外れでも連絡が来なかった事にも
少し腹を立ててた事もあります(笑)
まあ、200曲連続コンサートが最後になる次回は行こうと思っていますが・・。

さて、私は相変わらずヘレヴェッヘ盤のカンタータばかり聴いていますが
ヘレヴェッヘの録音したCDは全部持っているので新しいCDの購買意欲がなくて、
これではいけないと思っておりましたところ、テルデックのアーノンクール/レオンハルト盤の
中古を買ってみました。
目当てはレオンハルトですが(合唱陣がヘレヴェッヘだったので(笑))・・。
テルデックの録音はエッジが立っていて鮮やかなトーンの響きがオーディオ的にはgoodですね。
只、相変わらず少年(ボーイソプラノ)は苦手です(笑)
危なっかしい歌い方、音程が外れる、息継ぎが下手・・・やっぱり成人女性にはかないません。
でもまあ、演奏が悪くないのと音響的にも新鮮に聴こえたので、それから続けて買っています。
今のところVol19202233(7枚、18曲)です。
ところで、ここにいらしてる諸方々は既にアーノンクール/レオンハルト盤のカンタータ全集を
所有されている方が多いと思いますが、二人で協働して全曲録音を完成させたとありますが、
録音の数はアーノンクールが6:4か7:3ぐらいで多いような気がしますが気のせいでしょうか。
私としてはレオンハルトをより沢山聴きたいと思っています。
(研究、検討結果ではなく、単に好みの話)

たまに同曲異演奏で聞き比べています。
リヒター、ヘレヴェッヘ、レオンハルト、レーシンク等・・・

今一番聴き比べているのが、BWV132の5曲目のアルト・アリアのバイオリン・ソロ。
リヒター盤のロマンチックなモダン奏法(オットー・ビュヒナー)も良いが、
レオンハルト盤もリズムは安定しないがオリジナル楽器の響きの良さがでている演奏も良い。
みなさんの中で、これはと思われる演奏を御存知でしたら紹介ください。

それでは。

From juncoop To at 2005 09/23 13:56 編集 返信

パルティータロ短調BWV831

皆さん、こんにちは・・。今日はフランス風序曲でお馴染みのパルティータBWV831を聞いてます。このパルティータあまり語られないのですが、つまりロ短調であまりにも硬い音楽で人を寄せ付けないような気難しさがあると感じますね。



●バッハ/パルティータ ロ短調(Partita[Ouverture])BWV.831(1734)[cemb](フランス風序曲)

ヘルムート・ヴァルヒャ(チェンバロ)

1960年ハンブルク/EMIクラシックス

第1曲フランス風序曲はとても渋い音楽でこの音楽自体がとても難しい感じがしますね。しかし堂々たる序曲でとても感銘を受けます。この曲が近寄りがたい難しさというのは、以下に続く舞曲があまりにも旋律美とか聞きやすさを欠く曲が多く、ロ短調だけに渋さばかりが続く。この堅苦しさがちょっと聴く人には重過ぎますよね。でも慣れれば、フランス組曲1番のように聴けるようになるかも。初回から心に残る音楽というのは序曲だけかもしれませんね。決してリラックスして聞ける曲ではありません。全曲で25分、13曲からなる大作です。



From juncoop To at 2005 09/22 21:31 編集 返信

今日の音楽

皆さん。こんばんは・・また3連休ですね。

今日は、ヴェルナーのヨハネを聞いてます。

ヴェルナーのヨハネはリヒターほど緊張感はないものの、かなり聞きやすいですね。最も馴染みやすい演奏です。コラールにしてもヴェルナーならではの温かさを感じます。個人的にはお勧めしたい。他にコルボ、ミュンヒンガー、ロッチェ、リリングがありますが、やはりヴェルナーを聞きたくなります。不思議な魅力です。

★skunjpさん

「36番は素晴らしい名演です。特に合唱は、何かが乗り移ったような光り輝く表現になっています。たとえば第一曲中の「Doch haltet ein! 」の辺りの鋭い表現・・・ここで鳥肌が。」

ラミンの36番ですか・・聴かないといけません。


「ラミンってすごくムラのある人かもしれません。もちろん良いときの凄さは、他の指揮者に代え難い味があり、その辺がリヒターも魅了された所以かな・・・?リヒターと言えば、アルヒーフの前のテレフンケン時代のカンタータは凄いです。」


リヒターのテレフケンのは、67番、108番、127番だけ持ってます。140番とかクリスマスオラトリオとかもありましたね。他に何番がありましたか? しかし現在廃盤なのが惜しまれる。


From Skunjp To at 2005 09/22 00:20 編集 返信

ラミン再び

junさん、バッハの新曲発見!僕も注目しとります。
聴きたいですねー。

でも、まず手持ちのカンタータ全曲を聴くのが先か・・・(^^;)

ラミンの演奏が話題になっていますが、僕もカンタータ36番他を聴いて思うところが
ありました。

36番は素晴らしい名演です。
特に合唱は、何かが乗り移ったような光り輝く表現になっています。
たとえば第一曲中の「Doch haltet ein! 」の辺りの鋭い表現・・・ここで鳥肌が。

ゲバントハウスの統率も万全です。

ところが、次の57番になると俄然さえない。
合唱に元気が無くオケも乱れています。

ラミンってすごくムラのある人かもしれません。
もちろん良いときの凄さは、他の指揮者に代え難い味があり、その辺が
リヒターも魅了された所以かな・・・?

リヒターと言えば、アルヒーフの前のテレフンケン時代のカンタータは凄いです。

やはり何かが乗り移ったような雰囲気です。

霊的なものがキラキラしている。

これはラミンの影響ではないかと勝手に思っています。

※さて最近はトーマスのカンタータを良く聴きますが、この話はまたいつか・・・

From juncoop To at 2005 09/21 22:22 編集 返信

クラシック・ロイヤルシートの放送予定

2005年 9月24日 (土)  00:45〜04:05

★歌劇「ばらの騎士」   ( リヒャルト・シュトラウス )

Bモード・ステレオ BS2

9月24日(土) 00時45分23秒〜04時04分53秒 [3時間19分00秒]



第1幕  侯爵夫人の寝室 : 00時45分23秒 〜 01時57分18秒
第2幕  ファーニナル家の広間 : 01時59分48秒 〜 02時57分33秒
第3幕  ある料理屋の特別室 : 02時59分33秒 〜 04時04分53秒
ウェルデンベルク侯爵夫人 : ニナ・シュテンメ
オクタヴィアン : ヴェッセリーナ・カサロヴァ
オックス男爵 : アルフレート・ムフ
ゾフィー : マリン・ハルテリウス
フォン・ファーニナル : ロルフ・ハウンシュタイン
マリアンネ : ルイバ・チュチロヴァ
ヴァルツァッキ : ルドルフ・シャシング
アンニーナ : ブリギッテ・ピンター
警部 : ギュンター・グロイスベック

合 唱 : チューリヒ歌劇場合唱団
管弦楽 : チューリヒ歌劇場管弦楽団
指 揮 : フランツ・ウェルザー・メスト
美 術 : ロルフ・グリッテンベルク
衣 装 : マリアンネ・グリッテンベルク
演 出 : スヴェン・エリック・ベヒトルフ
字 幕 : 天野 晶吉


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


★京都・バッハ・ゾリステンの今後の予定

2005年11月3日(木・文化の日) PM4:30 日本キリスト教団 洛陽教会

タイトル バッハカンタータ200曲全曲連続コンサートNo.53(最終回)

演目BWV198「候妃よ、さらに一条の光りを」
  BWV199「わが心は血の海に浮かぶ」
  BWV200「われ、かの名を告げん」
  BWV190「主に向かって歌え、新しき歌を」

Solist ソプラノ:松田昌恵、アルト:福永圭子、テノール:畑 儀文、バス:成瀬当正

指揮:福永吉宏/合唱/管弦楽:京都・バッハ・ゾリステン

内容 19年にわたり続けてまいりましたこのカンタータ全曲演奏シリーズもいよいよ最終回となります。



From juncoop To at 2005 09/21 22:04 編集 返信

注目されるバッハの作品のCD化

●バッハ:『すべては神とともにあり』
2005年6月7日、ライプツィヒのバッハ・アルヒーフ財団によってもたらされたバッハ自筆譜発見のニュースは、日本を含めて世界中を駆け巡りました。ヴァイマールのアンナ・アマリア図書館の蔵書の中から、バッハ・アルヒーフ財団の研究者ミヒャエル・マウルによって偶然発見されたというこの楽譜、ある詩集の最後のページに記されていたということですが、その詩集は、2004年9月にアンナ・アマリア図書館で火災が発生する直前、修復のために工房に持ち出されていたため焼失を免れたという幸運にも恵まれていたとのこと。
 記されていた作品は、ソプラノ、2台のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと通奏低音のために書かれたアリアで、バッハがヴァイマール公国の宮廷オルガニストとして任官していた1713年10月に、ヴィルヘルム・エルンスト公の52歳の誕生日を祝うため、同公の信条でもあった「すべては神とともにあり、神なきものは無し」で開始されるヨハン・アントン・ミリウスの12節の詩に付曲し、また、52歳の記念ということから序奏を52の音で書くなど遊び心もある作品に仕上げられているというものです。
 作品成立の日付が確定できるため、バッハの作風の推移を研究する上で重要な役割を果たすとされるこの作品、さっそくファクシミリ版がベーレンライター社から出版の運びとなり、それを受けて、今回、ガーディナー指揮によるレコーディングが実現することとなりました。

・ヴィルヘルム・エルンスト公の誕生日のための頌歌『すべては神とともにあり、神なきものは無し』BWV.1127

エリン・メナハン・トーマス(S)

イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)


●280年ぶりに甦った、幻の結婚カンタータ!
2004年4月3日、毎日新聞の1面を飾った大ニュース、J.S.バッハのオリジナル・パート譜の発見。80年間ほど行方不明になっており世界中の音楽学者が探し続けていたカンタータ「満たされたプライセの町よ」のパート譜が、ピアニスト原智恵子の遺品から発見されたのです。すべての音楽ファンを狂喜させたこの発見ですが、そうなると「実際音を聴いてみたい」と思うのが人情というもの。実際、この発見に立ち会われた礒山雅氏のもとには、多くの要望が寄せられたそうです。
 しかしながら、発見されたのは、ソプラノとアルトのパート譜。ここから音楽の全貌を復元するのがどれほど困難な作業かは、想像に難くありません。普通であれば、ここであきらめてしまったかもしれないのですが、この発見は非常に幸運だったといえます。
 自身が世界的なバッハ研究者である礒山氏が発見に立ち会われ、氏の人脈により復元作業はジョシュア・リフキンに依頼されます。ご存知、リフキンといば演奏・研究の両分野でバッハを理解し尽くした人物。しかも作曲の力量も備えており、彼以外にこの難作業を成し得ることはできなかったと思われます。
 また、このオリジナル譜発見をスクープしたのが、特に音楽分野での活動が目覚しい毎日新聞社であったのもひとつの幸運でした。戦前から音楽コンクールを開催し多くの演奏家を世界に送り出してきた実績を持ち、まさにこのレーベル「MAINICHI CLASSICS」を日本初の新聞社主催レーベルとして立ち上げた同社が主催し、この復元された幻のカンタータが演奏されるコンサートが実現しました。
 チケットは早々に完売。それでも礒山氏は不安であったそうです。なんといっても大作曲家バッハの作品。復元作の場合、やはり大天才の完成させたものには遠く及ばず、違和感だけが残ることが多いのも事実だからです。このコンサートではバッハ自身が完成したカンタータも演奏されましたが、この復元作への喝采が一番大きかったとのこと。こうして、BWV216は「新しいバッハ作品」として聴衆によって完全に認知されたのです。
 なお、録音は、高音質でおなじみのfineNFレーベルを主催する西脇&福井コンビが担当。世界的にも注目されるこのアイテムですが、どこに出しても恥ずかしくない音の良さにも注目です。

J.S.バッハ:
カンタータ 第216番「満たされたプライセの町よ」 BWV216
 ※復元世界初演 (復元:ジョシュア・リフキン)
カンタータ 第210番「おお佳き日、待ちこがれた時よ」 BWV210

ズザンネ・リューデン(Sp BWV216)
マリアンネ・ベアーテ・キーラント(A BWV216)
佐竹由美(Sp BWV210)
ジョシュア・リフキン(指揮&チェンバロ)
バッハ・コンチェルティーノ大阪

録音:2005年3月20&23日 東京、
サントリーホール・小ホール、ライヴ


以上HMVによる記事



From juncoop To juncoop5@goo at 2005 09/21 21:17 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんは・・秋らしく再びなってまいりました。

今日はモーツアルのオペラを見てます。


【今日の音楽】


●モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全曲
 ドン・ジョヴァンニ:サミュエル・レイミー
 ドンナ・アンナ:アンナ・トモワ=シントウ
 ドン・オッターヴィオ:エスタ・ヴィンベルイ
 騎士長:パータ・プルチュラーゼ
 ドンナ・エルヴィーラ:ユリア・ヴァラディ
 レポレロ:フェルッチョ・フルラネット
 マゼット:アレクサンダー・マルタ
 ツェルリーナ:キャスリーン・バトル
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 演出:ミヒャエル・ハンペ
 映像監督:クラウス・ヴィラー
 収録:1987年 ザルツブルグ音楽祭[ライヴ]

この歌劇は以前テレビでも見たことがあるので、よく知ってるのですが、フルトヴェングラーのドンジョバンニの映像と同じく、ちょっと注目したい演奏です。といいますのもカラヤンのモーツアルトはあまり成功している例は少ないのですが、さすがカラヤンの歌劇は素晴らしいものがありますね。このDVDは輸入盤なので字幕が出ないかわりに安価なものでした。筋書きがわかっているものにとってはこれで十分で、映像と音楽が楽しめます。
今夜ゆっくり見たいと思います。


From juncoop To at 2005 09/20 21:35 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんは・・。今日もラミンを聞いてます。


●バッハ/マタイ受難曲BWV244 全曲

ヘフリガー、グレーシェル、トレッチェル、ピッツィンガー
ギュンター・ラミン指揮ヘッセン放送交響楽団&合唱団
 
今日も、ラミンのマタイをmontさんの意見を参考にして聴いてます。このマタイは、通しで何回か聴かないとなかなかわからないかもしれませんね。私はリヒターのマタイがとても好きなのですが、なぜリヒターがラミンに一目置いているのかが知りたい気持ちになりますね。リヒターとラミンのマタイを比較しましても、とても違う感じはしますね。一通り1回聞いて思うのは、冒頭合唱の第2合唱の受け答えが異常に強く誇張されていることに驚かされます、この鋭い表現はいいのですが、第1合唱の問いかけとバランスが合ってないと思いました。それは主旋律第1合唱の訴えが弱いために余計にそういう風に感じてしまうところがあります。それからまず、第1ヴァイオリンの鋭く美しい高音を抑えているところに不満があります。イエスの荘厳な弦の伴奏なのですが、リヒターがとても重厚に弦を情熱的に伴奏するのに対して、ラミンの場合はやや控え目、低音にしてもリヒターのように、強調しないラミンです。血潮したたるのコラールの合唱の扱いについては、ラミンの場合、とても静かにはじめますね・・。それはリヒターを予感させる共通点のようには思えます。しかしリヒターがはじめはPPから益々高らかに感動的に盛り上げていくロマン的表現に対して、ラミンは、終始静かに合唱を歌わせる。「やっぱりこの人は神の子であった」については、ラミンの場合、さらっと歌わせる感じは、他の指揮者とも変わらず、リヒターのような感動を与えるほどではない。最後のバスのレシタティーボとアリア「わが魂よ、己を清めよ」人が嘆くレシタティーボの弦のすすり泣きのような伴奏がやはり感動しますね。しかしラミンはオーケストラを抑え気味に表現します。アリアについてラミンは、とてものんびりと平和なパストラーレを演奏するかの表現でゆっくりなテンポであります。リヒターのようなメリハリのはっきりした演奏とは言いがたいですね。しかし、さすがラミンだけあってこの名アリアはやはり美しく演奏されております。最後の合唱については、リヒターのような胸に迫る強烈な訴えはないですが、ラミンの演奏は深いものを感じますね。まだまだ聞きこまないといけません。


●バッハ/カンタータ第4番 キリストは死の縄目につながれたり BWV4

ギュンター・ラミン指揮
ライプツィヒ・ゲバントハウス管弦楽団/聖トマス教会合唱団

1950年

同じラミンの演奏でも、このカンタータ第4番はかなり情熱的!なぜマタイとはこんなに違うのか・・。耳を疑います。シンフォニアと冒頭合唱の訴えの強さは感動せざるを得ません。ハレルヤの激しさ・・こんな演奏が他に聴けるかどうか。第3曲の二重唱においては少年合唱を使っており、初期カンタータの響きがかなり伝わりますね。オルガン・コンティヌオの強烈な音色はリヒターを暗示するかのようであります。第4曲テノール合唱の弦の嵐のような旋律は、とても緊張感がありますね。このラミンの4番の緊張感がマタイにも欲しかったのが正直なところです。



【今日の音楽】


●ヘンデル/聖セシリアの日のためのオード
(録音(20bit/Pitch of A=415Hz): 1999年8月 ドイツ、テンプリーン、マリア・マクダレネン教会)

ヴォルフガング・ヘルビッヒ指揮/コンチェルト・ポラッコ/アルスフェルト・ヴォーカル・アンサンブル/ドロシー・ミールズ(S)/マルク・ヴィルデ(T)

このCDは、ナクソスから出ているものなんですが、とても美しい旋律のアリアとか合唱がありますね。序曲は、作品6の合奏協奏曲5番の冒頭2曲とメヌエットの変形して転用したもので馴染み深い音楽です。各アリアとか合唱はとても素晴らしい曲がありまして、お勧めしたいですね。






From juncoop To at 2005 09/19 22:34 編集 返信

京都バッハ・ゾリステン演奏会

皆さん、こんばんは・・。今日は、京都バッハゾリステンのカンタータ演奏会へ行きました。京都丸太町の洛陽教会。

演奏曲目
BWV188「われ信頼を寄せり」
BWV177「われ汝に呼びかけん、主イエス・キリストよ」
BWV170「満ちたりた安らぎ、望まれし心の喜びよ」
BWV173「高められし肉と血よ」

指揮:福永吉宏/合唱/管弦楽:京都・バッハ・ゾリステン

独唱ソプラノ:松田昌恵、アルト:福永圭子、安永紀子、テノール:畑 儀文、岡本雄一、バリトン:成瀬当正、篠部信宏


生演奏のカンタータはとてもいいものですね。本日の演奏でもとりわけ、印象に強いのが、カンタータBWV170「満ちたりた安らぎ、望まれし心の喜びよ」の冒頭アリアの美しさ、と世俗カンタータBWV173aを転用した、カンタータBWV173「高められし肉と血よ」ですね。この2曲は素晴らしい音楽です。BWV188のシンフォニアは、チェンバロ協奏曲1番の3楽章の元ですが、オルガンはコンティヌオに使用されるポジティフオルガンだけに音色が丸く優しく、やはりシンフォニアのオルガンソロとしては鋭い音色が欲しかったところです。しかしこのオルガン奏者、結構腕がよろしいですし、おまけに美人なので、よかった・・・!。まあタイプで言えば、一番手前 向かって右側のヴィオラ奏者がタイプでしたね・・て何を見に行ってるのでしょうか・・。ちなみに、アンコールは最後に演奏されたカンタータ173番のコラールだったので、ずっこけそうになりました。しかも指揮者はアンコールを演奏するために舞台に戻る時、楽屋に通じるドアは開きばなし・・。アンコールの曲を用意しなかったというのは、意外な結末のためか? それとも合唱団は、譜面がBWV173しか持っていなかったためか・・・? 

11月3日には、この団体の1987年から続いていた、バッハの教会カンタータ、全曲演奏公演も完了するらしく、最後の曲目は、カンタータ第198番、第199番、第200番、第190番の4曲で最後を飾るに相応しい、傑作カンタータ4曲です!これはぜひ聞きたいですね。

とある、お客さんの感想によると・・合唱団に変な声のソプラノの人が入ったらしく、おかしな感じやね〜と言う話がもれてました・・。クソミソですね・・笑。 でも私は、とても上手くまとめた、テンポも丁度いい感じのコンサートでした。

まあでも、身近に生でカンタータが聴けるというのも、嬉しいことですよね。





From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 09/19 11:42 編集 返信

弁証法的

天気に恵まれていい連休になりましたね。
さてラミーン・マタイ

>冒頭合唱は、はっきり言って訴えが弱いので

ですか・・・なるほど、
しかし、このテンポですと、これでちょうど良いのではないでしょうか?
僕の好みで言うのもなんですけど、なにかこう、静謐の中から湧き上る
感動がひしひしと伝わってきませんか?

ラミーン・マタイは第一部をはじめとする前半部では、悲しみ・嘆き・・
といった要素(テーゼ)が表出しています。
それが後半、ペテロの否認やユダの最期あたりから(神の)慈悲の深さ・
救済・・・といった反テーゼの対置が目立ち出し、やがて人類の希望へと
止揚されていく過程が、のもも見事に表現されていると思うのですが。

From juncoop To at 2005 09/19 10:14 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんにちは・・。3連休はいかがお過ごしですか?

昨日は、福井県大飯町若狭本郷の大浦のイカダで釣をしました。
朝は涼しいのですが、昼から暑い暑い・・・。黒鯛釣りはとても根気のいる釣りでして、撒き餌にヌカダンゴをまいて、魚を寄せる釣りですので、潮の流れが悪いとボウズになる可能性があります。刺し餌は、アケミ貝、サナギなどを使用しました。しかし釣れるのはミニフグばかりで、当然フグは毒がありますので食べられませんから、外道になります。結局朝の5時から午後2時までやりましたが、一向に黒鯛は寄らず、ボウズで断念しました。よそのイカダでは、黒鯛50センチを上げたベテラン1人もいまして、この釣りの難しさを実感させられましたね・・。辛い。

★h_uedaさん

よくカンタータのコンサートに行っておられますね。羨ましいです。カンタータ第35番のシンフォニアは、BWV1059の元曲で、渋い音楽ですね。オルガン協奏曲のようになってますね。小さいチェロは、カンタータによく登場する、チェロ・ピッコロではないでしょうか? ちなみに、私はヨメから、最近「キッコロ」と言われて、可愛がってもらってます・・汗。
京都バッハ・ゾリステンは、以前フーガの技法がペアで当たったので、ヨメといきました。 今日の京都バッハ・ゾリステンはカンタータ第170番という名曲もありますし・・悩みますね。170番の冒頭アリアはとても美しいので好きですね。


【今日の音楽】


●ワーグナー:楽劇《ヴァルキューレ》全曲-舞台祭典劇《ニーベルングの指環》第1夜

ジークリンデ…ジェシー・ノーマン(ソプラノ)、ジークムント…ゲイリー・レイクス(テノール)、フンディング…クルト・モル(バス)、ヴォータン…ジェイムズ・モリス(バス・バリトン)、ブリュンヒルデ…ヒルデガルト・ベーレンス(ソプラノ)、フリッカ…クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ)、ヘルムヴィーゲ…カタリーナ・イノコム(ソプラノ)、オルトリンデ…マーサ・シグペン(ソプラノ)、ゲルヒルデ…ピラミッド・セラーズ(ソプラノ)、ヴァルトラウテ…ジョイス・キャッスル(アルト)、ヴァルキューレたち/ジークルーネ…ダイアン・ケスリング(ソプラノ)、ロスヴァイセ…ジャカリン・ボウアー(アルト)、グリムゲルデ…ウェンディ・ヒルハウス(アルト)、シュヴェルトライテ…サンドラ・ケリー(アルト)

メトロポリタン歌劇場管弦楽団、指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演出:オットー・シェンク、映像監督:ブライアン・ラージ
制作:1989年4月 メトロポリタン歌劇場におけるライヴ収録


17日の夜に見たのですが、とてもよかったです。ワルキューレのブリュンヒルデはいいですよね。ジークリンデはジェシー・ノーマンで抜群ですし、ブリュンヒルデのヒルデガルト・ベーレンスもとてもよかったです。このニーベルングの指輪は、サバリッシュの演奏とかで全部見たのですが、レバインの演奏はなかなかいいですね。メトロポリタンの舞台も素晴らしいです。今後は、ジークフリートと神々の黄昏を集めたいですね・・。
私はバッハマニアでありながら、ワグネリアンということに気がついてしまいました。笑


●バッハ/マタイ受難曲全曲

 ヘフリガー、グレーシェル、トレッチェル、ピッツィンガー
 ヘッセン放送交響楽団&合唱団
 ギュンター・ラミン(指揮)
『マタイ』は1952年フランクフルトにおけるレコーディング。作曲者バッハから数えて12代目のカントルとして聖トマス教会の聖歌隊を率いたラミンの、これは貴重な客演指揮の記録。モノラルながら音質も良好とのこと(HMV)

今日聞いているのは、この演奏なのですが、朝から聴くのも抵抗はあるものの、聴く時間が限られますので聞いてます。冒頭合唱は、はっきり言って訴えが弱いのでラミンらしくない・・とがっかりしました。ラミンのヨハネもやはりそうでした。リヒターはかなり重厚で訴えが強いし、低音もよく効いていて、感動するのですが、ラミンはなぜ冒頭合唱が弱いのか謎ですね。これは彼の解釈ですし仕方がないのですがね。ラミンと言えば力強い演奏がありますのですが、それは、カンタータ第43番とか119番のような祝典的で華やかで輝かしい場合に限られます。受難曲やカンタータ12番のような音楽は、さほど強烈な演奏はしませんね。ラミンのマタイの各アリアはとてもいいですね・・。血潮したたる主の御頭のコラール、泣けます・・。

つづく

From h_ueda\2182 To juncoop5@goo at 2005 09/19 00:18 編集 返信

re:そういえば

こんばんわ。葛の葉さん。覗かれてましたか(笑)

>今回、ちょっと余裕がなくて気がつきませんでした。
私はいつも↓でチェックしていますよ。
http://dir.yahoo.co.jp/Entertainment/Music/Events/Concert_Halls/

目当てはいつもKBS(京都バッハ・ゾリステン)やKBC(京都バッハ合唱団)
ですが、いずみホールやザ・シンフォニーホールは常に覗いています。
因みに明日、京都洛陽教会での↓は御存知ですか?
http://kbs.inter-art.gr.jp/

私はチケット応募したのですが、今回はナシのツブテなので諦めます。
(過去1度ペアーで当り、家内と行きました。外れでも連絡は来ていたのですが
今回は無視されたようです。)

あと、御存知かもしれませんが、12月9日、いずみホールにて
BCJによる「ミサ曲ロ短調」があります。
http://www.izumihall.co.jp/shusai2005/1209.html

うーん。BJCは特に興味はないのですが、アルトのインゲボルク・ダンツや
バスのペーター・コーイは聴きたいなー。

From 葛の葉 To juncoop5@goo at 2005 09/18 22:46 編集 返信

そう言えば

1年ぐらい前ですか?リフキンを呼んで198番他をやったのは。
リフキンはすばらしい音楽家ですが、216は良くなかった。
そしてまたリフキンがすばらしい演奏をしている。
いいですねえ。人間山あり谷ありです。

今回、ちょっと余裕がなくて気がつきませんでした。
案内があっても良かったかと思うのですが、向こうも余裕がなかった。

From h_ueda_2182 To juncoop5@goo at 2005 09/18 00:57 編集 返信

カンタータコンサートに行きました。

みなさん、こんぱんわ。
久し振りです。

9/15(木)はいずみホールにてバッハのコンサートに行ってきました。
http://www.izumihall.co.jp/bco/kouen_n.html
少数精鋭の古楽器陣の演奏、声楽パート各一人の声楽陣、最高でした。
今回のプログラムはアルトの為のカンタータBWV35バスの為のカンタータBWV56
が入っており、存分に(リフキンの)発揮されたのでは。
又、バロックバイオリン、フラウトトラベルソ、オーボエダモーレ、名前は
知りませんがビオラダガンバみたいな小さなチェロ(フレットは無い)等、
素朴でいて鮮やかな響きの演奏を堪能しました。
只、チェロやコントラバス(これも少し小さかった?)の低音の風圧が
弱かったかな。
BWV35のオルガン協奏曲(?)は鳥肌が立ちましたね。
演奏者は20代の美しい女性。
終了後、去年に続いてソプラノの佐竹さんとアルトの永島さんからサイン
を貰い、握手をして幸せな気分で帰りました。

家人の連合いはクラシックにあまり興味はなく、コンサートは殆ど
一人で行っています(泣)

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 09/17 15:52 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんにちは。
昨日は、スウィトナーのタンホイザーを聞いたのですが、いいですよね・・。スウィトナーの歌劇はヴァーグナーやモーツアルトを聞いても説得力があるし、なんといっても人懐っこい演奏というか、情熱的とも言えますね。

一方、ラミンのマタイですが、これは気分が良くないと聞けないものがありまして、まだ全部は聞けないですね。ヘッセン放送とのこの録音、ヘフリガーが福音史家なのでとてもいいですね。リヒターと比較してみて、まだ全部聞いてないのでなんとも言えませんが、今のところリヒターの2回目1979年でしょうか・・・?

ヘンデルの戴冠式アンセム他ですが、とても新鮮でいい曲でありました。ヘンデルはこれから集めていきたいですね・・。特に歌劇とオラトリオの分野。

ヴァルキューレをいつ見るかですね・・。これもかなり時間を要する楽劇・・。来週の3連休にのばせるかどうか・・。なんせ明日は釣りに出かけます。

skunjpさん、ラミンのカンタータは聴くととてもいいですね・・。中には凄い緊張感のある演奏がありますし・・。アンタイとルセは全く聞いたことがないですね・・。ゴルトベルクが最高ならば、一度聞いてみないといけません。レオンハルトと鈴木を越えているのかどうか。


From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 09/17 10:07 編集 返信

現代のすぐれたチェンバロ演奏家は?

montさん、お久しぶりです。
「何してた?」って、仕事してましたがな・・・(^^;)

仕事が忙しいとなかなか気持ちの余裕がなくなり、ついROMってしまいます。
その点、何があっても掲示板に書き込む junさんはエライ。
だからHPを運営できるのでしょうが。

ラミンのマタイでっか。
そういえばラミンのカンタータを買ったので、今朝はじっくり聴いてみっか。


さて、話を戻しますが、僕がROMりながら、ずっと考えていたことは、アンタイのゴール
ドベルクのことです。
この超スバラシイ演奏をどのように表現しようかと考えていました。

でもそれは、つたない僕の言語表現の領域を超えてますね。

おおざっぱに言うならば、アンタイのゴールドベルク(92年録音)は僕が聴いたチェン
バロの同曲演奏の中で最高です。

とても「たおやか」で、しかも「精妙な変化」に満ちている。
そして、全曲をおおうトーンは「メロウで高貴」なんです。

チェンバロも凄く状態が良さそうです。
ブルース・ケネディ作のミートケ・モデルです。それを録音が完璧に捉えています。
僕が聴いたチェンバロ録音の中で、最も良い音、気持ちいい音です。

これはアンタイとしても会心の出来でしょう。
アンタイは同じ頃にトッカータなどが出ていますが、これは元気が良すぎて大味な感じ
がする。楽器はリュッカース(・・・ちょっとうるさい(^^;)

割と最近でた平均律1巻も買いましたが、これも良い演奏ですが、ゴールドベルクの
時のような奇跡的境地には至っていません。楽器は、アンマー(歴史的タイプの?)で
これが渋い音です。低音はリュートかテオルボのよう。もうちょっと煌めいて欲しい。

アンタイは2003年にゴールドベルクを再録音しています。これもPCMラジオからMD
に録音して持っていますが、92年盤と大まかな構成は同じで、さらにアゴーギクと
表情の変化が大きく、ヴィヴィッドな演奏になっています。
でも僕は92年盤の落ち着きをとりたいですね。


・・・ついでに若手演奏家たちの最近の進境も書いておきましょう。

ルセの精進が凄いですね。
ゴールドベルクを録音した頃は、端麗でスマートな演奏なのですが、いかんせん味が
薄い。

でも、最近のイギリス組曲、フランス組曲の演奏は、端麗な中にコクと旨みがプラスされ
非常に素晴らしい出来になっています。

中堅、若手演奏家は他にも沢山いますが、ルセとアンタイが横綱でしょう。


ロスのパルティータですが、レオンハルトと比べると「速い」でしょうが(特に1番)、
ロスのパルティータの長所は、「しなやかな強靱さ」に満ちている点ではないでしょうか。
音楽的な密度が大変に高く、様式的にも完成され尽くした演奏です。
この人には、もっと長く生きて欲しかった・・・

上記3人に共通して言えることは、チェンバロを操るテクニックの十全さです。
テクが凄くなればなるほど、チェンバロの欠点である「機械臭さ」を超越できます。


最後に、日本の俊英、マイコ・ミューラーの名前を挙げます。
まだ若い女性ですが、アクセンフェルトの弟子で、師譲りのカッチリとした構成感の上に
しなやで自然なアゴーギクの変化で聴かせます。
パルティータ第1番、イギリス組曲第4番のCDが最近出ました。




From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 09/16 21:49 編集 返信

ラミーンのマタイ

juncoop さん、皆さん、お久しぶりです。
それにしてもskunjpさん、超お久しぶりです。(何してたんスか?)

さて、ラミーンのマタイですけど、僕はとめどもなくハマっています。
何が(どこが)いいのか? と聞かれても困りますけど・・・(ー_ー;

とにかく超スローなこのインテンポ。まさに確信に満ち溢れています!

ずっと、
冒頭合唱から聴き通して、そしてマタイの顔ともいうべきあの第54曲、
「血潮したたる」のコラールに到った瞬間、僕は涙と感動とにくれるのです。

「リヒターが何ゆえにラミーンを尊敬していたのか?」
そんな観点で聴いてみるのもいいかも知れませんね。

From juncoop To at 2005 09/16 21:54 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんは・・週末の3連休ですね。やれやれ

という訳で、また発作的にCDとかDVD手に入れました。かなり仕事のストレスが・・・。

●バッハ/マタイ受難曲BWV244 全曲

ギュンター・ラミン指揮ヘッセン放送交響楽団/合唱団

ちょっと聞いたのですが、1951年なので録音がやはり古い、しかしラミンならではのマタイだけに期待される。

●ヘンデル/ジョージ2世の戴冠式アンセム 他

ジェレミー・サマリー指揮ロイヤル・アカデミー・コンソート/タリス室内合唱団

司祭ザドクをはじめとするヘンデルの合唱の素晴らしさがいいですね。

●ヴァーグナー/歌劇「タンホイザー」全曲

オットマール・スウィトナー指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団/合唱団

この演奏は1982年のライヴ録音なのですが、生々しさと情熱的な演奏が忘れられない。同時期頃に日本来日公演をした時、タンホイザーを見たのですが、とても感動した演奏でもあります。これは以前LDで出ていたのですが、DVDの再発が待たれる。

●ヴァーグナー/楽劇「ヴァルキューレ」全曲

ジェイムス・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団/合唱団

前回、ラインの黄金を手に入れたのですが、衣装が神話らしい歴史的衣装なので好感をもてます。ラインの黄金がよかったので、今回ワルキューレのDVDをやっと手に入れました。

最近は、とてもドイツ歌劇を見たい気分なのですが、なかなか時間がありませんよね。この連休でゆっくりと見てみたいです。

感想はのちほど・・。


From juncoop To at 2005 09/15 21:02 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんは・・秋らしくだんだん涼しくなりつつあります。

skunjpさん、お久しぶりです。
「最近はガリ・ベルティーニが気に入ってます。非常に構造的で対位法的なものを強調した演奏です。2番、7番、9番が好きですね。4番、5番はマゼールが好きです。3番はテンシュテットで聴いています。」

私の場合、ベルティーニは3番と6番がとても気に入っております。凄まじい演奏ですね。マゼールはバトルを採用した4番を、テンシュテットはライヴがいいようですね。ロンドンフィルとのスタジオ録音の1番は持っていますが、ワルターを越えていません。

「バッハの3大組曲のマイベスト!パルティータ:ロス イギリス組曲:ルセ フランス組曲:ルセ」

ルセは聞いたことがないのですが、ロスのパルティータは持っております。パルティータはどうしても私の場合、レオンハルトになってしまいますね。あの優雅で安らぐ演奏を聴くと、ロスはあまりにもテンポが早すぎる。
ちなみに、ゴルトベルクはコロリオフ、平均律はリヒテルで聞いてます。


【今日の音楽】


●マーラー/交響曲第1番ニ短調「巨人」

ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団

1960年頃/CBSソニー

沢山の巨人の録音があるなか、ワルターの巨人は、もう45年前の録音にも関わらず、いまだに存在価値がある演奏。この演奏を聴くと他の演奏が聴けなくなるほどの説得力がありますね。マーラーの弟子だからといって有り難がる必要はないのですが、しかし、よくまとまった演奏であります。ワルターのマーラーでうまくいっていない演奏はほとんどないと言っても過言ではありません。





From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 09/14 22:41 編集 返信

マーラーの天国と地獄

junさん、皆さん、お久しぶりです。
仕事が超忙しくて・・・ (^^;)

マーラーですか。今朝通勤途中に聴きましたよ。

ぶちこんだMDが間違っていて、マーラーの8番が鳴り響きました。
(ケント・ナガノ)
この曲はマーラーとしては、かなり陽性の曲です。でもどこかヤサグレタ響きがあって、
まじめに聴いていると会社に確実に行きたくなくなるので、途中でバッハに避難しました(^^;)

さて、僕も結構マーラーを聴きます。(夜に・・・)

最近はガリ・ベルティーニが気に入ってます。
非常に構造的で対位法的なものを強調した演奏です。
2番、7番、9番が好きですね。

4番、5番はマゼールが好きです。

3番はテンシュテットで聴いています。


閑話休題

バッハの3大組曲のマイベスト!

 パルティータ:ロス

 イギリス組曲:ルセ 

 フランス組曲:ルセ

 ついでに、ゴールドベルク:アンタイ(旧盤)

 チェンバロだけだと何なので、ピアノの平均律第2巻:バレンボイム

これらが最近僕的に、非常に感心、感動した演奏です。

From juncoop To at 2005 09/14 20:55 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんは・・。毎日少し暑いのと忙しいのとで疲れてます。

本来ならバッハでも聞いて安らぎたいのですが・・なぜかマーラーの音楽を久々に聞きたい気分でもありますね。精神的に病んできたか・・。皆さんもお忙しいそうですね。健康に注意して頑張ってください。


【今日の音楽】


●マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調

クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団

1971年/ドイツグラモフォン


クーベリックはとてもあっさりした演奏で聞きやすいですよね。カラヤンとかバーンスタインのマーラーはあまりにも重く、くどい演奏なので抵抗もあるし、疲れます。その点、クーベリツクとかワルターは聞きやすい・・。この5番もあっさりしすぎて感情がこもってないとか言われるかもしれないが、マーラーをリラックスして聴くなら、最適かと思います。第1楽章の葬送行進曲や第2楽章はとてもいい演奏で小さくまとまってますね。しかしどんな演奏でも第3楽章のスケルツォは今も好きになれない。シェルヘンが省略する気持ちがわかります。アダージェットもあっさりと早めのテンポで重くなく美しさが出ています。もっと情熱的にやってほしいなら、ワルターの50年代のモノラル録音がお勧めですね。クーベリックの第5楽章が素晴らしいのは言うまでもありません。本当に職人技といいましょうか・・クーベリックは上手くまとめますね。


From juncoop To juncoop5@goo at 2005 09/11 15:56 編集 返信

1955年のグールドのゴルトベルク

皆さん、こんにちは・・曇り空で選挙の日ですね。

今日は、ゆっくりグールドの1回目のゴルドベルグを聞いてます。

カザルスとかグールドとかバッハについてはとても素晴らしい録音が聞けて幸せな気分です。リヒターとかレオンハルト、ヴァルヒャという人々もいますし。しかし彼ら5人を越えた演奏が今後出るといいのですがね。

もうすぐ結婚記念5周年ということで、ヨメに高い買い物の予約をさせられました・・。辛い。


From juncoop To at 2005 09/14 21:38 編集 返信

4声コラール集

皆さん、おひさしぶりです。まだまだ暑いですね。

最近はキルンベルガー・コラール集(Chorale*)BWV.253〜438をテルデックのグリットン指揮ベルリン放送合唱団で聞いてます。

コラールばかりですが、敬虐な響きが心に安らぎを与えますね。

受難のコラールとかいろいろとありまして、どこかで聞いたことのあるコラールが多いです。それはカンタータや宗教大作、オルガンコラールであったりしますね。



From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2005 09/04 16:01 編集 返信

台風来てる〜〜

 ジュンさん、みなさん、こんにちは。毎日暑いですね。鹿児島は台風が直撃する見込みですので、すでにかなり気が重いです。バッハ全集を聴き進めて、いよいよBWV161に突入。まあ、ゆっくり聴きますわ。

 シギスヴァルドの髪型そんなにうっとおしいですか?楽器弾くのに邪魔じゃないかなあとは思いますが、兄弟が見分けやすくていいじゃないですか。ははは。それにしてもあの3人はよく似てますわ。では。

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 09/04 10:43 編集 返信

台風が到来・・・

みなさんこんにちは・・・先日まで台風が南からの風を送るものですから、暑い暑い。

テルデックのカンタータを毎日聞いてます・・。このカンタータ集1曲ずつ聴いていきますと、やはりいいですね。

montさん

11番は昇天祭オラトリオですね。いいカンタータです。

小澤征爾・・・髪の毛切れ!うっとおしい・・。